7.30、熱帯花木商品の追加をしました。
規定外梱包なら出荷可能なものもあります。
気になる商品がございましたら問い合わせをお願い致します。


〜はじめに〜

当温室には、世界中の熱帯各地から来た果樹、花木が共存しています。
しかしながら同じ熱帯地方と言っても、その故郷は湿地帯だったり砂漠だったり1000mの高地だったりと、育った環境は様々です。
一方日本の気候は、(千葉県の場合)ほぼ全ての熱帯果樹にとって夏が暑すぎ、もちろん冬は寒すぎます。
一年中同じような気温で育った植物にとって、日本の気温の変化はとても過酷なものであることを理解すれば、熱帯果樹を育てることはそれほど難しいことではありません。


ポット     経験的に、育成に失敗するパターンは次の3点に要約されます。
    1.鉢土の排水(水はけ)不良
    2.冬季の低温時(15℃以下)での水遣やり過多
    3.夏季の高温障害、強光による葉やけ(どの品種も、直射日光には当てない)
     逆に言えば、以上の3点に注意すればいいことになります。


育てている主な熱帯果樹と管理のポイント
  温度計 ※下記の説明文中、「低温」と書かれているのは5℃程度までの温度のことです。   
     マンゴー       案外低温に強く、5℃までは耐える。高温に弱く夏季の直射日光は不可。
     ライチ        水を好むが鉢が常時濡れた状態は不可。根が弱く植替えを嫌う。       
     ランブータン     高温性。低温に弱く、乾燥にも弱い。多量のカリ肥料を要する。
     バナナ        低温に強い。大きめの鉢で育てないと幹が太くならない。
     矮性パパイヤ     成長が早いので、成長期は大きめの鉢で肥料を切らさない。
     カカオ        高温性で、少なくとも12℃以上を保つ。強光には弱く当たると落葉する。           
                ※熱帯果樹と同居していますので、実際にはかなり手狭な感じです。
     アテモヤ       低温落葉時の加湿に注意。根が弱い。生育は遅い。剪定で萌芽を促す。
     ジャックフルーツ   低温にも強い。剪定を繰り返して高木化を防止する。
     サポジラ       低温に強く育てやすい。新芽、花芽に虫がつきやすい。通年開花する。
     スターアップル    低温に強く育てやすい。葉に虫がつきやすい。剪定で樹形を整える。
     カニステル      成長が早く、低温に強く育てやすい。通年開花。受粉率は低い。
     アビウ        中温性。夏に剪定を行って 胴吹きさせ、樹形を整える。
     グアバ        低温に強いが大実品種は中温性。成長早いので大きめの鉢を用いる。
     マウンティンアップル 中温性。同じフトモモ科のグアバやレンブに準じる。
     ホワイトサポテ    低温に強い。葉に虫がつきやすい。枝枯れしやすいが胴吹きもする。
     ジャボチカバ     特に低温に強く育てやすい。成株になると通年収穫できる。
     マカダミアナッツ   低温に強い。(夏季を除いて)日光によく当てる。
     アセロラ       低温に強い。短枝に実をつけやすいので、強く伸びた枝は全て剪定する。
     ドラゴンフルーツ   低温に強いが温度不足だと細い枝になる。開花には枝の長さが必要。
     (花木)
     イランイランの木   中温性。温度が不足すると太い枝でも枝枯れを起こす。虫がつきやすい。
     サガリバナ      湿地帯の木だが排水を好む。芯を止めて枝分かれを誘発させる。
     ヒスイカズラ     中温性。温度、湿度が足りないと落葉する。蔓は切らずに長く伸ばす。


接木苗か実生苗か

自生地では実がつくまでに10年ほどかかる品種が多いですが、冬に休眠する日本ではどのくらいかかるか検討もつきません。(鉢栽培で開花が早い場合もあるし、なかなか咲かないこともあります。)観葉植物のようなつもりで気長に育てるなら実生でもいいですが、早く収穫したい場合は接木の成株がお勧めです。また熱帯果樹の中には、マンゴスチンやランブータンのように日本ではまだ収穫したケースが殆どない種類も多くあります。

花芽分化に必要な条件

どんな植物でも、花芽分化が促される条件があります。マンゴーやライチのように低温で花芽分化するものや、乾燥によって花芽分化するものもあります。成株になっても、そのような条件(環境)が整わないといつまでたっても花咲かないので、それぞれ調べてみる必要があります。

その他、こちらのブログも是非参照してみて下さい。
熱帯果樹の種類や育て方、失敗例もたくさん掲載されています。

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