7.30、熱帯花木商品の追加をしました。
規定外梱包なら出荷可能なものもあります。
気になる商品がございましたら問い合わせをお願い致します。


〜はじめに〜

ランの育て方に関しては、初心者向けから専門的なものまで多くの本やサイトがあります。
ただ、育てる環境や条件は人によって様々なので、必ずしも書かれていることが自分に当てはまるとは限りません。
ここでは当温室で得た経験をベースに述べますので、まず育てている環境について説明します。

温度計   
     温室       12坪    側窓、天窓手動開閉
     空調       電気式(業務用エアコン)2基
     温度       冬季最低12℃程度(床近辺は10℃前後)、
              夏季最高32℃程度(夏季は窓開放
               ※陽光の強い朝方は一時的に35℃以上になることもある。
               また、夏季で特に外気温の高い日(35℃以上)は冷房を入れることもある。
     使用水      水道    (冬季は冷たいので、汲み置き水が理想)
     コンポスト    バーク、軽石、水ゴケ (素焼鉢、プラ鉢)
     株数       150〜200株
              ※熱帯果樹と同居していますので、実際にはかなり手狭な感じです。
育てている洋ランの種類           育成適温(℃)
   カトレアおよび近縁の属                 15〜30
   パフィオペディルム属(大型種、小型種)         15〜25   
   デンドロビウム属(ノビル系以外)            15〜25
   ファレノプシス属                    15〜30
   バンダおよび近縁の属                  15〜30
   アングレカム属                     15〜30
   セロジネ属(大型種、小型種)              (大型)15〜30(小型)12〜25
   リカステ属                       12〜20
   その他の属                       マスデバリア12〜20
                               オンシジューム15〜25
                               カタセタム15〜30
育成上のポイント
全ての植物に通じることですが、ランの状態は根によって決まります。 根が順調に発育しているかどうかで、その株の状態(近い将来の状態も含めて)を判断することができます。   
    コンポスト     育てる人がどのくらい時間をとれるかによって検討します。
              水ゴケとバークでは、バークの方が水やり加減が難しいので、初心者の方への
              お勧めは(あまり硬く詰めない)水ゴケです。軽石やその他のコンポストは、
              プロの方におまかせした方が無難でしょう。
    水やり       最も重要で、しかも判断が難しいポイントです。               一般に、表面が乾いたら(たっぷり)与える、と記されていることが多いです               が、表面が乾いていても底の方は濡れているケースも多く、また乾きすぎると               水の浸透が抑えられて水が行き渡らなくなります。               これは株の状態やコンポスト、コンポストの詰め方によって変わるので一概に               は言えません。               特に多数株を育てる場合は、個々の状態に合わせて水をやることはできないの               で、その場合は「少なめに」というのが基本になります。(ただしパフィオペ               ディルム属は他と比べて多めを好む。)
    通風        何十坪もある温室は別として、小さな部屋では空気の流れを確保することも大               事なポイントです。               必要なのは強い風ではなくてそよ風程度の弱い風で、室内循環だけでなく外気               を取り込むことも必要なようです。冬季でも、温度が上がる昼間に限って、               多少の外気を取り込むと効果があります。
    湿度        空気の乾燥を抑える程度の湿度が理想です。               噴霧器などを頻繁に使うと、水やり過多と同じことになってしまうので気をつ               けます。
    肥料        根が伸びているときだけ、ごく薄い肥料を与えます。
洋ランイラスト画像 失敗例
当温室での失敗例から学んだことです。
    水やり過多     もっとも多い失敗は低温時の水のやり過ぎです。
                            ランは湿り気を好むイメージがあるのでどうしても湿った状態を維持したくな
                            ってしまうのです。適度な空中湿度は必要ですが、休眠時の根に水を与えすぎ
                            て腐らせてしまう、この失敗が大部分を占めています。
    軟腐病       夏の高温時で、湿度が高く空気の流れがないとこの病気にかかります。そこま でいかなくても、生育が悪くなります。
    肥料        多肥は禁物。常に少なめに、が基本です。成株の場合、毎年バルブを大きくさ せるプロ並みの「作上がり」は諦めましょう。同じ大きさが維持できたら御の 字、と思うくらいが無難です。
        

その他、こちらのブログも是非参照してみて下さい。 ランの種類や育て方、失敗例もたくさん掲載されています。

ページの先頭へ